目標設定のおはなし②

おはようございます!
ぽかちんです。


本日で記念すべき第3回目の投稿になります。
まずは最初の目標でもある。
『3日坊主』をクリア致しました。


さて、昨日は目標の立て方についてお話しさせて頂きました。 
本日も目標の立て方についてお話しさせて頂ければ幸いです。


皆さまは新年に箱根駅伝はご覧になられましたでしょうか?
お正月の風物詩でもある箱根駅伝ですが、今年も多くの感度を呼びましたね。
圧倒的な総合力で5連覇を挑む青山学院大学に対して他校がどれだけ肉薄出来るか?
結果としては青山学院大学は往路での出遅れもあって2位でフィニッシュ。
1位は初優勝の東海大学でした。
✴︎私の母校T大学も健闘しましたが、、来年頑張って!


全ての選手がそうですが彼等にはそれぞれ『最終目標タイム』と『中間目標タイム』が設定されており、その目標タイムに対して風向き、体調、レース展開を考えてスパートすべきところと抑えるべきところを見極めてペース配分を考えてます。


『中間目標を立てる』


私が言いたい事は中間目標を立てる事が出来る場合と中間目標がただの願望になっている場合があるという事です。


箱根駅伝の選手達は1人1区間で約20km走破します。
日々のトレーニングで何度も20kmという距離を走り、自身のベストタイムを知り自身のベストな走り方を知った上で5km地点で何分何秒、10km地点で何分何秒、、というように過去の経験を元にラップタイムを設定します。


もし仮に20kmを走った経験がない方が箱根駅伝の選手と同じ20kmを走った場合の最終目標、中間目標を設定する事は可能でしょうか?


答えは『NO』です。


なぜならば経験をした事がない目標は過去の基準がない為に目標という名の『予測、予想』
或いはこれくらいで走ってくれればいいなぁという『願望、希望』にしか過ぎません。


つまり20kmという距離を走った経験が無ければそもそも目標を立てる事が困難だという事です。


20kmという距離は誰でも走れる距離ではありません。
仮に運動不足の中年のおじさんに目標タイムを設定しろと言ってもそもそも完走出来るかもわからないですし、設定する事は困難でしょう。


組織の中でよくある話を紹介します。
Aくんという若手の有望株が新規事業の立ち上げ抜擢されました。
そこで会社としてAくんにこの新規事業の事業計画と目標予算の立案を指示しました。
指示どおりにAくんはこれまでの経験を元に目標を立てて事業計画書を提出しました。
そして新たな事業を着手していったが当初の掲げた目標値には到底届かず、会社からは叱責される毎日でした。Aくんのフラストレーションは溜まりやがてモチベーションは下がっていき、結果として新規事業は頓挫してしまいました。


経験した事の無い新しい事にチャレンジするのに、無謀にも目標を設定してしまった。


これが最大の失敗です。

新しい事にチャレンジする場合は細かな中間目標は立てない方が良いです。
むしろ確実に達成出来る事を最低限の『コミット』を設定すべきです。

小さな『コミット』の繰り返しに成功する事から新しい扉が開きます。


新しい事にチャレンジする
経験した事の無い事にチャレンジする


それは地図を持たずに世界を旅する事と一緒です。
まさにチャレンジという名の冒険です。


このチャレンジを周りにいる方はとにかく暖かく見守る必要があります。
冒険には怪我も事故も付きものです。
勇敢なチャレンジャーを見守る事が新しい事への挑戦を可能にします。
また今度自身がチャレンジャーになる時、周りの方もサポートしてくれるでしょう。


皆さまのチャレンジがより良い素晴らしい旅になる事を願っております。


今日も皆さまにとってハッピーな一日になりますように!
ご愛読ありがとうございます!